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Universal Mobile Telecommunications System : ウィキペディア日本語版 | Universal Mobile Telecommunications System
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)は第3世代 (3G) 移動通信テクノロジーの1つであり、同時に4Gテクノロジーに発展しつつある。 ==概要== UMTSの最初の公開版はリリース99 (R99) アーキテクチャである。3GPPが策定し、ITUのIMT-2000規格の一部となっている。UMTSの最も一般的な形態は基盤となる無線インタフェースにW-CDMA (IMT Direct Spread) を使うものだが、他にもTD-CDMAやTD-SCDMA(共に IMT CDMA TDD)もある。完全なネットワークシステムとして、UMTSには無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)と基幹回線網(Mobile Application Part、MAP)も含まれ、UIMカードによるユーザー認証も含まれる。 EDGE(GSMに基づく IMT Single-Carrier)やCDMA2000 (IMT Multi-Carrier) とは異なり、UMTSは新たな基地局と新たな周波数割り当てを必要とする。しかし、概念的な部分はGSMに基づいているため、GSM/EDGE とはよく似ている。さらにUMTS端末の多くはGSMもサポートしており、シームレスにデュアルモード運用が可能となっている。したがってUMTSは時に3GSMとして販売され、GSMとの親和性を強調することがあった。 UMTSという名称は欧州電気通信標準化機構 (ETSI) が決めたもので、ヨーロッパで主に使われている。ヨーロッパ以外では、FOMA〔3GPPは、「同じシステムを表す様々な名称(FOMA、W-CDMA、UMTSなど)が存在している」と述べている; 〕あるいはW-CDMAなどと呼ばれている〔W-CDMAという用語は、通常UMTSの主要無線インタフェース UTRA-FDD またはUTRA-FDD上でのみ運用されるネットワークを意味する。しかし、これをUMTSそのものまたはUMTSの無線インタフェースの意味で使うこともある。例えば3GPPでもW-CDMAには「周波数分割複信 (FDD) と時分割複信 (TDD) のバリエーション」があると記しているが、これはUTRA-FDDとUTRA-TDDのことを指している。〕〔。マーケティング上は単に 3G あるいは 3G+ と呼ばれることが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Universal Mobile Telecommunications System」の詳細全文を読む
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